犬の口の腫瘍に関するおはなし4

 こんにちは、東久留米の犬猫専門病院、ハル犬猫病院です。毎週水曜日は動物の腫瘍に関する情報を発信しております。

 腫瘍を構成する細胞を採取するもう1つの方法は、切除できる範囲で「できもの」を切除する方法です。

この方法は一部の例外を除いて基本的には全身麻酔で行います。採取できる細胞が多いため前述した針を刺す方法よりも診断精度は上がりますが全身麻酔が必要になることがほとんどです。

 以上の方法で「できもの」の種類を推定、診断していきますがあくまで診断であって治療ではありません。

非腫瘍性病変や良性腫瘍に関しては診断のために切除したものがそのまま治療になることがあります。

しかし、悪性の場合には診断によってさらに次の治療方法を選択していきます。

 

獣医師 元風呂

西東京、小平、花小金井からもアクセス良好な動物病院

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