犬や猫の寿命が飛躍的に伸びている中、ペットが抱える病気は多様化し、これまでより長く治療と付き合う可能性が高まるようになりました。
東久留米ハル犬猫病院では、かかりつけ医としての身近な動物病院を目指すとともに、先進獣医療への取り組みも進めております。
それぞれの病気の状態に合わせて、治療の提案をいたします。
免疫細胞療法(活性化自己リンパ球療法)
これまでがん治療は、「外科療法」「抗がん剤療法」「放射線療法」という3つの治療方法が主流となってきました。これら三大療法に継ぐ第4の治療法として、現在注目されている治療法が免疫細胞療法です。
免疫細胞療法では、免疫細胞を体外で増殖させ、それを再び体内に戻すという方法がとられます。副作用がほとんどない点が大きな特徴で、高齢や衰弱した状態の動物にも安心して治療を行うことが可能です。
また、従来の療法と併用することで、治療の相乗効果や副作用の軽減も期待できます。
再生医療(自家幹細胞移植療法)
自家幹細胞移植療法は、病気や怪我などで失われた組織を再生するための治療です。動物自身の幹細胞を体の外で培養・増殖させ、その後動物の体に戻してあげることで、失った臓器・組織の機能を再生させます。これまで治療の方法がなかった病気に対しても行うことができる、新しい治療法として注目を集めています。