ペットドック

人と同じように、どうぶつも健康診断をすることで、症状が現れる前の病気を早期に発見したり、治療に役立てたりすることができます。東久留米ハル犬猫病院では、ペットのための健康診断「ペットドック」を実施しています。
検査内容は視診や触診、聴診といった一般的な検査から、尿・便・血液の検査、レントゲン検査、エコー検査まで多角的な検査を行い、ペットの健康状態を確認しています。
もし検査の結果から何か異常な数値が発見された場合は、より精密な検査を行ない、何の病気が原因となっているのかをしっかりと診断いたします。
その後、ペットの年齢や状態にあわせて、飼い主様と一緒に治療方針を話し合っていきます。

当院のペットドックは予約制です。午前の診察時間にご来院いただき、午後の診察時間にお迎えに来ていただくスケジュールとなります。

ペットドックはどれぐらいの間隔で受ければいいの?

人間の4倍早く年を取るといわれている犬や猫。年を取るのが早い分だけ、病気も早いスピードで進行します。

人間ドックを3~4年に1度受ける、と人で考えた場合、ペットなら若い年齢のうちは年1回程度、7〜8歳以降のシニアになったら、年に2回程度の検査が理想といえるでしょう。

飼い主様へのお願い

  • 検査12時間前以降は、お水のみを与え、絶食としてください。
  • 便と尿は当日排泄したものをお持ちください。持参していただけない場合、検査できない事があります。
  • エコー検査を行う場合、毛刈りが必要となる場合があります。検査の精度を上げるため、ご理解・ご協力をお願いいたします。
  • 検査を極端に嫌がる場合は、鎮静剤が必要となる場合があります。
    その際は当日にご相談させていただきます。

検査内容・費用

お手軽検診 【当日ご報告 ¥13,750】

主な臓器(肝臓・腎臓)にターゲットを絞って行う全身検査。簡易的な健診となります。

検査項目 内容
身体一般検査 視診、聴診、触診
尿検査/便検査 一般性状・顕微鏡検査
血液検査 血球検査 赤血球
白血球
血小板
生化学検査血液検査 血糖値
肝臓、腎臓
総タンパク
レントゲン検査 胸部・腹部
エコー検査

腎臓〜尿管〜膀胱を中心とした泌尿器系

PET DOCKスタンダード 【後日ご報告 ¥24,750】

全身臓器の状態をエコーや血液検査により詳しく把握する全身検査。病気の初期の発見が期待できます。

検査項目 内容
身体一般検査 視診、聴診、触診
尿検査/便検査 一般性状・顕微鏡検査
血液検査 血球検査、生化学検査を含む全身フルスクリーニング
SDMA(腎機能マーカー)
レントゲン検査 胸部・腹部
腹部エコー検査 主要臓器全般

PET DOCKハイクラス 【後日ご報告 ¥46,750】

高齢期に多い甲状腺ホルモン疾患や心疾患もカバーした精密検査です。

検査項目 内容
身体一般検査 視診、聴診、触診
尿検査/便検査 一般性状・顕微鏡検査
血液検査 血球検査、生化学検査を含む全身フルスクリーニング
NP-proBNP測定(心臓病マーカー)、SDMA(腎機能マーカー)
T4測定(甲状腺ホルモン)
レントゲン検査 胸部・腹部
腹部エコー検査 主要臓器全般
心臓エコー検査 心構造検査・血流測定

オプション

検査項目 内容 費用
眼科検査 スリット検査 ¥1,650
眼底検査 ¥1,650
簡易心エコー検査(猫) 猫では無症状の肥大型心筋症を持っていることがある
ので、全コースで簡易な心エコー検査も行います。