東久留米・小平・西東京エリアの犬猫専門動物病院 東久留米 ハル犬猫病院

犬の口の腫瘍に関するおはなし1

こんにちは、東久留米の犬猫専門病院、ハル犬猫病院です。

毎週水曜日は動物の腫瘍に関する情報を発信しております。

犬の口腔内にできる「できもの」には非腫瘍性病変と腫瘍性病変(良性・悪性)があります。非腫瘍性のものには歯石などの慢性的な刺激により発生する過形成病変やエプーリスなどがあります。非腫瘍性病変であれば慢性的な刺激の原因を取り除いたり病変を切除することで完治させることができます。

 一方腫瘍性病変には代表的なものとして悪性黒色腫、扁平上皮癌、線維肉腫といった名前のものがあります。これ以外にも様々な名前の腫瘍がありますが前述した3つの腫瘍は全て悪性、つまり「がん」です。

 「がん」は他の臓器に転移したり、隣接する部位に浸潤(正常なものを破壊して腫瘍が入り込んでいく)するという特徴を持っており命に関わる病態になることも少なくありません。その為、おうちでも定期的に口の中をチェックし「できもの」を発見した際は一度動物病院で診察することがお勧めです。

 

獣医師 元風呂

西東京、小平、花小金井からもアクセス良好な動物病院 東久留米ハル犬猫病院 

東京都東久留米市前沢31030

TEL. 042-420-6353