こんにちは、東久留米の犬猫専門病院、ハル犬猫病院です。
犬や猫ではネギ類(玉ねぎ、長ネギ、ニンニクなど)を摂取すると、そこに含まれる成分の影響で赤血球が溶けてしまう(溶血)ことがあります。
溶けるといってもすぐに溶けるのではなく、数日~1週間程度時間が経ってからです。
ネギの影響の程度には個体差が大きく、少量で溶血が起きる場合もありますが、結構な量を摂取してもほとんど溶血しない場合もあります。
赤血球への影響は永久に続くものではないですが、ひどい時には輸血を必要とすることもあるので、口にしないよう気をつけていただく必要があります。
一旦障害を受けた赤血球に対する治療法は基本的にはありませんので、もし食べてしまった際は早めに動物病院を受診していただき、吐かせる処置などを考慮していただく必要があります。
獣医師 鬼木
西東京、小平、花小金井からもアクセス良好な動物病院
東久留米ハル犬猫病院
東京都東久留米市前沢3−10−30
TEL. 042-420-6353