「高齢=麻酔ムリ」ではありません!

こんにちは、東久留米ハル犬猫病院です。

当院では腫瘍(がん)の患者さんのセカンドオピニオンをお受けすることもしばしばあります。

そんな時に「高齢だから麻酔はかけられないといわれた」というお話をお伺いすることがあります。

確かに高齢だと、麻酔中に血圧や体温が下がりやすかったり、麻酔からの覚めに時間がかかったり、という問題はあります。

麻酔リスクが若い動物と比べれば高いのは事実です。

しかし高齢だから麻酔をかけられないかというと、そんなことはありません。

事前に肝臓や腎臓、心臓の状態などをきちんと把握して、しっかり準備して臨めば多くの高齢動物は麻酔をかけることが可能です。

必要以上に麻酔下手術を恐れるあまり、治療すべきタイミングが遅れると、治せるものも治せなくなり、生活の質が極端に落ちてしまいます。

「年だから麻酔・手術はできない」と言われた際はぜひ一度ご相談ください。

もしかしたら、対応できるかもしれません。

 

獣医師 鬼木

西東京、小平、花小金井からもアクセス良好な動物病院 東久留米ハル犬猫病院

東京都東久留米市前沢31030

TEL. 042-420-635