こんにちは、東久留米ハル犬猫病院です。
犬も猫も寿命が伸びてきたせいか、慢性腎臓病が発覚するケースが増えてきたように感じます。
腎臓病はその進行具合によってはリンやカルシウムの異常を伴うことがありますが、カルシウムの異常が出た際は点滴などでのコントロールが難しいことが多いです。
そういった状況では、特に犬において「カルシトリオール療法」を行うことがあります。
カルシトリオール療法は、腎臓病の結果体内で少なくなってしまったカルシトリオールを補充する治療で、カルシウムの調整のみならず、血圧や心臓の筋肉、免疫系の調整にも有益な作用をもたらし、QOL(クオリティーオブライフ:生活の質)の改善が期待される治療とされています。
獣医師 鬼木
西東京、小平、花小金井からもアクセス良好な動物病院 東久留米ハル犬猫病院
東京都東久留米市前沢3−10−30
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