犬と猫の脳腫瘍に対する内科治療2

こんにちは、東久留米の犬猫専門病院、ハル犬猫病院です。

毎週月曜日は動物の腫瘍に関する情報を発信しております。

 

前回は脳腫瘍の分類をお伝えしましたが今回はもう少し細かくお話しします。

脳腫瘍のうち実質内腫瘍は脳内に発生する腫瘍で、グリオーマ(神経膠腫)という言葉がよく用いられます。

実質外腫瘍は、通常髄膜(脳および脊髄の保護のための膜の総称)由来の腫瘍、すなわち髄膜腫を指します。

その他に述べられることが多い腫瘍としてはリンパ腫や組織球性肉腫があります。

転移性脳腫瘍は神経系以外の器官に発生した悪性腫瘍(血管肉腫、乳腺癌、甲状腺癌など)が脳に転移したものを言います。

浸潤性脳腫瘍には鼻腔内腫瘍、骨腫瘍、口腔内腫瘍や耳道腫瘍が含まれます。

 

獣医師 元風呂

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東久留米ハル犬猫病院

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