犬の骨肉腫5

こんにちは、東久留米の犬猫専門病院、ハル犬猫病院です。

毎週月曜日は動物の腫瘍に関する情報を発信しております。

 

犬の四肢に発生した骨肉腫が断脚のみで治療された場合生存期間は4〜6ヶ月で緩和治療で得られる生存期間と同等と言われています。

長期生存を期待するのであれば断脚後に化学療法で微小転移性病変を制御する必要があります。

化学療法で主に使用されている抗がん剤はカルボプラチン、シスプラチン、ドキソルビシンですが、いずれの抗がん剤を使用しても得られる生存期間はほぼ同じとなっています(中央生存期間 6〜10 ヶ月)。

ただし抗がん剤には副作用があるので本人の状態やご家族の希望を考慮して選択する必要があります。

 

獣医師 元風呂

西東京、小平、花小金井からもアクセス良好な動物病院 

東久留米ハル犬猫病院

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