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猫の鼻腔内リンパ腫5

こんにちは、東久留米の犬猫専門病院、ハル犬猫病院です。

毎週月曜日は動物の腫瘍に関する情報を発信しております。

 

鼻腔内リンパ腫の検査について

細胞診検査もしくは病理組織検査では鼻腔内の病変が炎症なのか腫瘍なのかを鑑別していきます。

細胞診では鼻汁中に出てくる細胞や鼻腔内から採取した物をスライドグラスにスタンプするなどして観察される細胞から病変の鑑別を行います。

今回テーマにしているリンパ腫などは細胞診検査で診断できることが比較的多いですが他の腫瘍は特殊な例を除いては腫瘍の種類などを判別することは困難です。


病理組織検査では鼻腔内の病変の一部もしくは全てを採取し細胞だけでなく細胞の並び方や増殖形態を観察することで腫瘍の種類などを鑑別していきます。

ただしこの検査であっても確実な診断が出ない特殊な腫瘍があります。

 


獣医師 元風呂

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