猫の鼻腔内リンパ腫4

こんにちは、東久留米の犬猫専門病院、ハル犬猫病院です。

毎週月曜日は動物の腫瘍に関する情報を発信しております。

 

鼻腔内腫瘍の診断には画像検査と細胞診検査もしくは病理組織検査が必要になります。

画像検査としてはレントゲン検査、CT検査、MRI検査があります。

レントゲン検査は負担も少なく安価で容易に行うことができる検査ですが、鼻腔内の細かい状況や腫瘍の有無を判断することができないことが多いです。

CT検査は鼻腔内の病変の検出には優れていますが全身麻酔が必要、実施できる施設が限られている、費用が高額になるなどの短所があります。

MRI検査は鼻腔内の状況を更に細かく把握することができ脳内に浸潤している場合の評価が可能ですがCT検査と同様の短所があります。

鼻腔内の病態を把握するためには状況に応じてこれらの検査を組み合わせる必要があります。

 

獣医師 元風呂

西東京、小平、花小金井からもアクセス良好な動物病院 

東久留米ハル犬猫病院

東京都東久留米市前沢3−10−30

TEL. 042-420-6353