エコーガイド下の細胞診

こんにちは、東久留米ハル犬猫病院です。

健康診断や、体調不良の際に行うレントゲン検査・エコー検査で、体内に「できも」のが見つかることがあります。

「できもの」といっても必ずしも悪性腫瘍とは限りません。血腫(血マメのようなもの)や良性腫瘍、過形成(良性腫瘍の一歩手前のようなもの)など考えられる候補はたくさんあり、その正体によって対処も大きく変わってきます。

以前はこういったものが見つかった際は「お腹を開けて確認しないとわかりません」が普通でしたが、今は超音波(エコー)検査機械の精度が非常に高くなり、「エコーガイド下の細胞診検査」が一般的になっています。

この検査は「お腹の中のできものに対して、エコー画像を見ながら針を刺して細胞を取ってくる検査」です。この検査だけで診断がつく場合もありますし、診断はつかなくても多くの場合治療の方向性が定まります。

全身麻酔はもちろん必要ありません。(暴れてしまう場合は安全のために鎮静剤を使用します)。

「できものの存在は指摘されているけど、高齢だから何の検査もしていなくて不安」といった状況であるなら、ぜひ一度ご相談ください。当院でおちからになれるかもしれません。

 

獣医師 鬼木

西東京、小平、花小金井からもアクセス良好な動物病院 東久留米ハル犬猫病院

東京都東久留米市前沢31030

TEL. 042-420-6353